【2025年】健康経営の取り組み事項と評価・改善方針
投稿日:
- カテゴリ: 健康経営
健康経営戦略マップ
MGS税理士法人では、「心身の健康が、正確かつ高品質な税務サービスと、お客様からの信頼につながる」という考えのもと、従業員が安心して力を発揮できる職場環境の整備を進めています。
2025年度は、従業員のエンゲージメント向上を最終目標とした戦略マップに基づき、健康課題の改善と行動変容を促す施策を重点的に実施しました。

健康経営推進体制
社内連携を強化し、健康保険組合・提携企業と連携しながら、施策の展開から評価までを一貫管理しています。

2025年の取り組み内容
■ 課題のテーマ
繁忙期にキャパシティオーバーと感じる従業員が多く、生活習慣の乱れや心身の不調によるパフォーマンス低下が課題となっていました。
■ 具体的な取り組み内容
2025年度は、外部保健師による「健康面談」の推進を行い、メンタル不調のある従業員のサポートを丁寧に実施しました。
特にウォーキングラリーでは、あえて繁忙期に実施することにチャレンジし、社員全員の健康意識の向上を図りました。
– 健康相談室の設置
– 外部保健師によるオンライン健康セミナー(毎月)
– 保健師ニュースレターの配信・掲示(毎月)
– 健康メルマガの配信(毎週)
– 外部カウンセラーによる健康面談+ヘルスチェック(年2回)
– ウォーキングラリーの開催(3カ月間)
– 健康改善表彰式の実施


ウォーキングラリー結果

※上位10名を抜粋
2025年の取り組みの評価
ウォーキングラリー前の基本となる平均歩数と3カ月間のラリー期間の1日当たり の平均歩数を比較しそのアップ率を競い合いました。
また、ラリー終了後にカウンセ ラーによるヘルスチェック・健康面談を行い、ウォーキング前の心身の状態と後 の心身の状態を比較分析し数値化し、改善率を競いました。
保健師・カウンセラーによる継続面談により、繁忙期にメンタル不調を訴えていた従業員も大きく改善が見られました。
■ 評価結果(2024 → 2025)
– 健康状態が良い:72.4% → 77.8%(うち とても良い:3.4% → 14.8%)
– 定期的な運動をしている:50% → 59.2%
– 食事を意識している:39.3% → 55.5%
– キャパシティオーバーと感じる:20% → 11.1%

メンタル不調を訴えた従業員は保健師のサポートで改善しました。 またウォーキングラリーでは、繁忙期にも関わらず参加者の50%が平均歩数を増加させ、最高アップ率は158.6%を記録しました。表彰者は歩数だけでなく、ヘルスチェック項目でも改善が著しく、施策の有効性が確認できました。
今後の改善方針(2026年度以降)
仕事に熱中する従業員ほど、自身の健康管理が後回しになり、健診結果に課題が出やすい傾向があります。
そのため、2026年度は以下を重点施策とし、健康への主体的な取組をさらに促進します。
– 年2回のヘルスチェックと面談の精度向上
– カウンセラーと保健師の連携強化
– 健診結果が改善した従業員を表彰する制度の導入
– 健康行動の継続定着を目的とした運動・食生活支援の拡充
これらの施策により、従業員の健康維持とエンゲージメント向上を両立し、持続的な組織成長につなげていきます。
